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澤口教授のHQ理論

前頭連合野の知能HQ

IQ(知能指数)に代わる新たな指標『HQ』は、前頭連合野の持つ人間らしさの知能のことです。 あらゆる知能を束ねる統括的な知能と、社会的知能、感情的な知能を併せ持つ前頭連合野は、社会生活を営む上で、とても重要な役割を担っています。 その能力を伸ばすことを念頭においた上で、脳の発達段階に応じた幼児教育も、すでに始められています。

知能の多重化と前頭連合野の役割

人間の心の中核をなすのは広い意味での「知能」です。 教育学者でもあり、認知心理学者でもあったガードナーの唱えた複数の知能 (言語的知能、絵画的知能、空間的知能、論理数学的知能、音楽的知能、身体運動的知能) に加え、社会的知能感情的知能など、全ての知能は多重化しています。 その8つの知能を統括的にコントロールする超知能として「自我(または人格)」があり、それは前頭連合野という脳領域の知能です。 ※ ここでの「自我」は、「自分自身に関する(過去、現在、未来の)情報を意識内に保持しつつ、 組み合わせ(自己意識)、自分をコントロールすること(自己制御)」です。

前頭連合野

自我」を中心とした「社会的知能」と「感情的知能」の複合体としての前頭連合野の知能が、 いわば「超知能」として「人間らしさ」をつくると考えられており、
HQ(Humanity/Hyper-Quotient)』と呼ばれています。

HQ図説
その『HQ』は、次の働きがあると考えられています。
1.将来への計画、夢、展望
2.高い思考力(IQg)
3.主体性、独創性
4.幸福感、達成感
5.集中力、探究心
6.感情の抑制や理性、社会性
7.心の理論(相手の気持ちを知る)
など


HQ』を伸ばすには、上記の働き(能力)を伸ばすしかけづくりが必要だといえます。

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